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2014年8月27日 (水)

リーダー論

1.      権力の自制

権力を信じ、かつ疑うという姿勢が良きリーダーを生むのである。この二律背反を生き切ることがリーダーである。

社長を長くしていると、反対意見が憎らしくなる、そして排除へ動く。これが権力の魔物である。トップは孤独であり、最後は自分が決断する故に、自分と似た考えの者を重用する。これが結果、秘書室、管理部門の肥大化、自己増殖。これが組織の癌となり、腐らせるのである。

権力が正しく作用するために、

   コンプライアンス(罰則付き)

   労働組合

   社外重役(広く外部の目)を入れることが有用である。     

特に中小企業は社外重役は稀であるが、「商店」から「企業組織」へ脱皮し、永続する企業へはこのような存在が入ることが大切である。社外の目が入ることで、上も下も緊張感が出る。議論が活発になるなどの効用が出る。

神へ祈る

これは宗教ではないが、やはり自己の判断が正しくあれと人智を超越したものに祈る謙虚さは大切である。自信を持つことは大事、しかし過信は敵である。自己が万能と勘違いしたときから、そのような心が消えてしまう。

中條高徳「神への祈りが究極のボトムアップ」

池田勇人は閣議中、合掌をしていた。

速水優「神よ、変えることができるものには変える勇気を、変えることのできないものには受け入れる冷静を下さい。そして変えることができることとできないことを識別する知恵をください」(ニーバ)の言葉を机に置いていた。

橋本徹 キリストを拠り所にして、「住専国会」を全国銀行協会会長として乗り切った。

リーダーも自分の判断、決断が完璧ではない。人間を超えたものを敬う気持ちを忘れると狐付き状態や盲目的な権力者になる。

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